「新生銀行」と「住信SBIネット銀行」が手数料を節約できる二大お得銀行
銀行口座はどこの会社を使っていますか?何となくメガバンクを使っているという人がほとんどだと思いますが、メガバンクよりも手数料がもっとお得な銀行に切り替えることで、年間数千円〜数万円を節約することが可能です。
あなたは、何のために銀行にお金を預けていますか?
タンスにお金をそのまま入れておくのは危ないからなんとなく銀行に預けておこう、という人も多いかもしれません。しかしながら、本来、お金を銀行に預けるのは「お金を金利で増やすため」に他なりません。
では、更にもう1つ質問です。
「今まで銀行に預けたお金は増えましたか?それとも、減りましたか?」
もっと言ってしまうと、
「銀行からもらった金利と支払った手数料、どちらが高いでしょうか?」
超低金利時代の日本では、手数料の支払いで結果的に銀行に預けたお金を減らしているなんて事も珍しくありません。正直、金利はどの銀行もどっこいどっこいなので、お金をできるだけ減らさないためには「手数料が安い」銀行を選ぶ必要があります。
相次ぐメガバンクサービスの改悪
今この記事を読んでいる人も、赤・青・緑色を代表するメガバンクを使っている人が大半でしょう。
しかしながら、メガバンクは手数料が高いのが現実であり、もっと手数料の安い銀行は存在します。手数料が安い銀行を利用するかしないかで、今後の積み重ねで、手に入るお金の金額が数千円、数万円というレベルで変わってきます。
最近、特にメガバンクの銀行サービスの「改悪」が目立ちます。
みずほ銀行は、マイレージクラブのサービス内容を変更し、従来、残高10万円あれば、コンビニATMでの引き出しが無料になるところを、月4回まで無料と回数制限がつきました。それ以外にも振込手数料が有料になるなど、全般的に改悪されています。
また、三菱東京UFJ銀行が2013年10月から、平日昼間は無料にしていたコンビニATMの手数料を「有料」に切り替えるという制度変更を実施しました。この制度変更に涙を飲んだ人も多いと思います。
りそな銀行についても、2015年4月からの手数料改訂を発表しています。自行ATM手数料を有料化したり、他行宛て100円としていた振込み手数料を200円等に引き上げる予定です。
「新生銀行」と「住信SBIネット銀行」が手数料が安くてお得
一方で、このようなメガバンクのサービス改悪が目立つ中でも、金利が高く手数料が安いお得な銀行が存在します。それぞれサービスのお得度に違いや色がありますが、結論から言ってしまうと、
この2つのネット銀行が、今のところお得度で頭一つ分出ています。
口座にお金をどれだけ預けているか?によって、手数料無料待遇が異なるのですが、総じて「新生銀行」と「住信SBIネット銀行」が非常にサービスが良いです。
特に「新生銀行」がファミリーマートとローソンのATMネットワークと提携したため、既に提携していたセブン銀行を含め、主要なコンビニATMの手数料がいつでも何回でも無料となりました。
ゆうちょ銀行やメガバンクATMの利用手数料も無料なので、ATMサービスについては今のところ「新生銀行」が最強と言って良いでしょう。
ポイントとなるのは、
- コンビニのATMを24時間無料で使えるか?
- 振込手数料を安くできるか?
です。
まず、同行宛の振込手数料については、この2つの銀行は当然ながら「0円」です。ちなみに、メガバンクでも三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・りそな銀行は0円です。三井住友銀行は105円かかります。
大事なのが他行宛の「振込手数料無料条件」です。
こちらについては、
- 住信SBIネット銀行: 月3回/無条件
- 新生銀行: 月1回/無条件
となっています。
メガバンクのみずほ銀行や三菱東京UFJ銀行は残高500万円以上にならないとこの他行宛手数料は無料になりません。
ATMの使い勝手に関しては前述した通り「新生銀行」が上ですが、振込手数料無料の回数では「住信SBIネット銀行」が一歩前に出ています。
新生銀行は残高が少ない場合は他行宛の振込手数料無料は月1回のみですが、残高に応じて最大10回まで無料回数が増える仕組みとなっています。(ルールは少し複雑なので、詳しくは新生ステップアッププログラムの説明ページをご確認ください。)
それなりに多くの金額を預けるのであれば、振込手数料に関しても「新生銀行」が最もお得になります。
2つの口座を併用すれば、最大で月に13回は他行宛の振込手数料を無料にできます。
もしも何となくメガバンクを使い続けていた場合は、「新生銀行」または「住信SBIネット銀行」への切り替えを検討する事をお勧めします。