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笑ってると、いつの日か泣きっ面にハチ

節約はじめの一歩はオンライン家計簿でお金の出入り口の「見える化」から

節約上手が、まず最初に心がけることは「お金の見える化」だそうです。節約上手な人は、まずはお金の出入りを全て把握した上で、どの部分を節約するのに大して、節約下手な人はいきなり具体的な消費行動の見直しを考えます。木を見て森を見ず、とはまさにこのことです。

 

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節約上手はまず「見える化」している

オンライン家計簿サービス「Zaim」を展開する株式会社Zaimが、節約を意識していると答えた人のうち、

  • 実際に節約がうまくいっている節約上手200人
  • うまくいっていない節約下手200人

を抽出してアンケートを行いました。

 

この2つのグループの回答結果の違いに、節約を上手に行うエッセンスが見え隠れしています。2つのグループの回答の違いで最も顕著だったのが「お金の見える化」への意識です。

節約を始める際にはまず最初に何を行うべきだと思いますか?

という問いに対して、節約上手は67%が

  • お金の出入りを把握する

と答えたのに対し、節約下手は50%が

  • 具体的な消費行動の見直し

と答えています。

現状、生活のどの部分にお金がかかっているのかが把握できなければ、効果的な節約対策を打つことはできません。まず現状分析して戦略を立てる。基本的なことですが、これができているかいないかが、節約の成功の大きな鍵を握っています。

 

その他、両者の差が大きかった回答を見ると、節約上手が多く選んだのが

  • 支出はメリハリをつけえて、適度に抑える
  • 目標をイメージして節約のモチベーションを保つ

だったのに対し、節約下手の人は

  • 買い物を我慢して支出を切り詰める
  • 支出を気合いで我慢する

などの回答を選ぶ人が多かったとのことです。

 

アンケート結果を俯瞰して見てみると、まずは家計を見える化して、その上で、無理せず計画的に目標を立てて日々少しずつ節約をしていくことが、節約成功の鍵のように思います。

 

金融機関連携機能のあるオンライン家計簿が超便利

家計簿を付けるのであれば、現在はクラウドサービスのオンライン家計簿が非常に便利になってきていますので、是非とも利用してみることをお勧めします。

現金以外にも、銀行口座やクレジットカードを使っている人がほぼ100%だと思います。最近のクラウドサービス家計簿には、このような銀行やカードから入出金を自動で取り込む金融連携機能がついています。銀行振込をしたり、入金があったり、カードで支払いをしたら自動的に家計簿に明細が記載されるという、家計簿にとっては夢のような仕組みが備わっているのです。

今回のアンケートを行っている「Zaim」の家計簿アプリにも、2014年2月末に上記の金融連携機能が新規追加されています。Zaimは「画面構成・使いやすさ」などユーザーインターフェースが優れたすばらしい家計簿アプリサービスでしたが、この金融機関連携機能がなかったのが今まで弱みでした。今回のバージョンアップで、今後の家計簿アプリの勢力構成が変わるかもしれません。

 

 

他にも、金融連携機能がついている家計簿アプリで代表的なものは「Money Foward」「Moneytree」などが挙げられます。

 

無料家計簿-マネーフォワード

無料家計簿-マネーフォワード

  • Money Forward, Inc.
  • ファイナンス
  • 無料
Moneytree - 賢いお金のアシスタント

Moneytree - 賢いお金のアシスタント

  • Moneytree
  • ファイナンス
  • 無料

 

両者を比較すると「Moneytree」の方がデザインは鮮麗されており、毎日見たくなる工夫が随所にほどこされています。一方で、連携対象の豊富さでは「Money Foward」が圧倒的です。ポイントサービスとの連携などもあり、ほぼ全ての金融系サービスをまとめる事ができます。

まず「Zaim」や「Moneytree」を試しに使ってみて、使っている金融機関が全て対応範囲内であれば、どちらか使い心地が良い方を選択。もしも、それらで対応していないものが含まれている場合は「Money Foward」を使うというのが良いでしょう。

ちなみに、1円ニュース管理人は全てのアプリをダウンロードしていますが、メインは「Money Foward」を使っています。