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笑ってると、いつの日か泣きっ面にハチ

貯金が増えても幸せが増えるとは限らない

お金と幸せの関係性についての話です。大切なのは、お金の量ではなく心の余裕の量、すなわち、考え方です。

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大半の人は、

  • もっと貯金が増えれば幸せになれる
  • もっと会社で認められて給料が増えれば幸せになれる

と思っています。

そのために、朝から晩までゆとりなく仕事をしたり、欲しいモノがあっても我慢して精一杯貯金したりします。今はストレスを感じていたとしても、がんばっていれば、将来的には報われると信じて行動してしまうワケです。

しかしながら、このような生活を続けていると、いつまでたってもストレスが多い状態が続いてしまいます。貯金が増えても、出世をして給料が上がっても、決して満たされることはありません。もちろん、一時的に満たされることはあるかもしれませんが、心の底から幸せを感じて、安心感を持って暮らすことはできません。

なぜならば、いつまで経っても「もっと貯金をしたい!」「もっと給料を上げたい!」と、もっとお金を持っている人と自分を比較してしまうので、常に何か足りない気分で悶々と生活をすることになってしまうからです。

では、どうすれば幸せになれるのでしょうか?

それにはまず、

貯金が少なくても給料が少なくても幸せな人はたくさんいる

ということを、意識できるようになることです。その上で、心の余裕を保てる範囲で全力で努力をし、行動すれば良いのです。

もちろん、無一文で誰からも相手にされないような状態になれば困りますが、ほとんどの人は最低限の衣食住には困っていないので、現状の生活にも幸せを見出す事は十分に可能なはずです。それでも、今が不幸だと感じてしまっているのは、周りの環境の問題ではなく、自分の気持ちの問題ということです。

もっと豊かで幸せな生活を送りたい場合は、心にゆとりを持てる範囲で最大限努力をしましょう。

この考え方は、何もせずにのらりくらりと過ごすという考え方とも、また少し違います。心の余裕を持った上で、現状でも幸せを感じることができる素養を持っていることを理解した上で、行動をするということです。

毎日ストレスを感じている人は、たとえこの先お金が増えても、同じ事の繰り返しになってしまうので、どうかお気をつけ下さい。