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年収300万円台、幸せの鍵は共働きにあり

最も余裕が無いのは年収800万円台でしたが、年収300万円台の幸せの鍵を握っているのは、奥さんとの「共働き」にあるようです。

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結婚によって幸福度が上がる傾向が最も強いのは男女ともに300万円台でした。

対象的に1500万円以上ではほとんど変化がないことが分かりました。女性の場合でもこの結果は同様で、これだけの年収を得ている女性は男性並みに仕事が面白く、未婚でも仕事面で幸福を感じているということだと思います。

妻の就労別に幸福度を見たところ、300万円台の既婚男性について顕著な差が出ています。妻が専業主婦の場合に比べて、働いている場合には幸福度が非常に高くなるという結果がでました。しかしながら、500万円以上の各年収層では、共働きでも幸せの感じ方に大差がありませんでした。

これは、シンプルに二人で働けば世帯年収の増加率が大きくなるからと考えて問題無いでしょう。稼ぐ妻と結婚することで、この層は「幸福度」をぐっと上げることができるといえます。

しかしながら、夫の年収の多い少ないは夫婦関係の危機に直結するという厳しい現実もあります。妻の離婚願望は、夫の年収に反比例しており、年収300万円台夫の妻の40.0%が「本気で離婚を考えたことがある」と回答しています。

逆に、男性側から見た離婚願望は、1000万円台が最多の合計24.3%、1500万円以上も21.5%と、高年収夫のほうが強いようです。

年収が多いだけに、慰謝料や養育費を請求されても払う事ができますし、不満がある夫婦生活なのであれば、仮に別れたとしても、すぐに次のパートナーが見つかるという考えなのかもしれません。

仕事で忙しい高年収層は家庭がおろそかになっており、妻との関係がうまくいっていないという可能性もあります。

 

幸せって、何なんでしょう。

何となく、感覚で理解できるアンケート結果ですが、とても興味深いデータです。