改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん
お金について知るための王道本と言えばロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」です。昨年末に、最新の状況により適した内容・修正が加わった改訂版が発売されています。
会社や組織に従属していれば、とりあえずは生きていける時代は、終焉を迎えつつあります。
社会や組織に求めるのではなく、自らがファイナンシャルリテラシーを身につけて、お金(キャッシュフロー)を生み出す仕組みを手に入れる。
激動の時代を乗り切るためのお金の哲学が書かれた一冊です。
自らが望まない働き方から抜け出し、自由な人生を得るため、自らのチカラで生き抜くためのエッセンスが詰まっています。
現在、Amazonの投資・金融・会社経営 の ベストセラーで19位です。
ちなみに改訂の内容ですが、具体的には、アメリカでのサブプライムローン問題やリーマン・ショックなど、時事的な内容が加筆修正されています。文章についても見直しが行われ、本当に必要な部分を再抽出、より分かりやすくする見直しが行われたそうです。
本質的な部分の変化は無いので、一度読んだ人は内容を知るために改めて読む必要は無いでしょう。これを機会に、再読してみるというのはアリかもしれません。内容とは関係無い部分ですが、本の装丁については、個人的には正直初版の方が好みでした。
まだ読んだ事が無い人は、是非一度読んでみる事をオススメします。